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『歴史評論』編集長つぶやきブログ(編集後記より)

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歴史は夜作られる…?

みなさん、連休はいかがお過ごしでしたか?
連休終わっちゃったって意気消沈しているあなた、今年はもう一回楽しみがあります。
九月に五連休があるんですね

でも最近は、祝日といえども開講日に設定する大学が出てきました。そうしないと、授業の回数を確保できないというわけです。私もそういう大学に出講していて、昨年も今年も当たってしまいましたよ。
以前は、出講日が祝日に当たると、やったぜと思ったのに、それがまた開講日に充てられてしまうと、最初から祝日に当たっていなかったよりもさらにがっかりです。やる気失せますよねえ。こういうことでいい授業できるのかな?
そもそも授業の回数って、そんなにしてまで守らなければいけないのかな。多くのすぐれた研究者を育てあげたさる大先生の授業は年間三回で、あとは夜池袋に集合だったけどな。歴史は夜作られる…というのは別の意味ですが、授業の回数で人間が育つわけじゃないですよね。
年間の授業時数の基準を作ることまで反対はしませんが、国民の祝日は法律で決まっているんだから、きちんと休むことで授業をしたことにしてほしいなあ
で、お前は本当に授業したのかって?そういうことは聞かないでおきましょうよ。  

〈事務のHです。ゴールデンウィークも終わってしまいましたね。私も編集長の意見に賛成です。やはり祝日は休まなくっちゃ!ですよね。私はゴールデンウィークはゆっくりお休みをいただきました。リフレッシュして また頑張っていきます!) 

 



 

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新年度

新しい年度の始まりですね。といって、この原稿を書いているのは年度末。旧年度の仕事が終わりません
いやいや年度内に仕事が終わらず、自分の暦だけ閏三月があるのが恒例になってしまっています。いつの間にか桜が散っていて、新年度の仕事も否応なく始まり、終わっていない堆積した仕事がなし崩しに融合していく…他人事じゃないでしょう。お互い季節感をもって仕事をしていきたいものですね。
『歴評』の特集企画にも季節を考えるべきかな?でもなかなかそううまくいきません。フランス革命の特集について委員会で検討していたら、フランス革命は七月号じゃないかって意見が出ました。フランス革命は十年間年がら年中やってたんじゃないのってかわしましたが、待てよ、そうでもないのかな?革命にも季節性がありますか?
さて、『歴評』の季節性といえば、「特集にあたって」を彩る月の花のイラストです。これは亜細亜印刷で『歴評』の組版を担当してくださっているお二人のうちのお一人が、毎月描いてくださっているオリジナルです。先月号からは花の名前を入れていただいています。さて今月は何の花でしょうか?『歴評』が届いたら、まず一頁を開いて、季節感を味わってくださいね

(事務のHです。すっかり桜も散ってしまいましたが、新緑の映える気持ちの良い陽気になりました。編集長は、新年度のお仕事に追われて、とっても忙しそう・・・!一方、歴史科学協議会の年度は9月〆なので、事務のわたしにとっては、一年で一番落ち着いた季節です。けれど、年度に関係なく、春は何か新しいことを始めてみたくなる季節ですよね。その「何か」が見つからない・・・なんていう方は、是非、新年度にあたり『歴史評論』の購読を始めてみていはいかがでしょうか?いつでもご連絡お待ちしておりまーす。)

番外

このブログは『歴史評論』の編集後記を転載しているものなんです(ちょっと加工していますけどね)が、たまには編集後記以外にも書いてみようと思いました。実はすっごく忙しいんだけど、そんな時ほど、仕事と関係ないことをしたくなる気持ってわかりますよね?

3月末まで職場の「情報処理主幹」という仕事をしていたので、コンピュータには詳しくなければいけないのですが、ホームページとかブログとかはさっぱり。いや、データベースはちゃんとつくっていたんですよ。「大日本史料総合データベース」とか「日本古文書ユニオンカタログ」とかいうののニューバージョンが3月に公開されましたからぜひのぞいてみてください。

おっと、ここは番外とは言え、『歴史評論』編集長の立場で書く場ですから、職場の宣伝をあんまりしちゃいけませんね。なんでそんなところに脱線したかというと、ホームページとかブログとかのことを僕は全然わかっていませんということを書いていたのでした。で、この「つぶやき」ブログをはじめるとき、自分では何もできずに、すべてをHSさんにお願いしたんです(HSさんが誰かっていうのは、3月号の編集後記を見てくださいね。ブログ版じゃなくて)。ちなみに「つぶやき」なんてネーミングもHSさんによるものです。

ところで、ブログって、読んだ方がコメントをつけてくださいますよね。コメントつけてくださったらやっぱり返事しなくちゃ。で、返事のつけ方がわからなくてHSさんに聞いたら、管理画面に入ってつけるらしいってことがわかった。それでID、PWを教えてもらったんです。せっかく管理画面に入ったら、ちょっと記事を書いてみようかなという気になっちゃってね。そもそもブログの仕組みをしっておきたいし。

というわけで書いているのがこの記事です。さてこれからやみつきになって書きまくるかどうか...毎月の編集後記だって、実は苦しんで苦しんで、KSさんにせっつかれて書いているんですよね...

さあ~て、仕事にもどるか...

ドーネーション(寄付)

少し前のことになりますが、アメリカの友人の子供が生まれてすぐに原因不明で亡くなりました。共通の友人が、子供の難病研究を支援する機関に寄付をしたいと言いました。弔意を示すという以上に、なにもできないのがもどかしい、なんとかしたいという気持を形にしたいということだったと思います
寄付というのは、寄付を受ける側以上に寄付をする側の気持が大切なんですね。ス
タンフォード大学は、一人息子を亡くしたスタンフォードさんの寄付で設立された。ハーバード大学のワイドナー図書館は、×××号で息子を溺死させてしまったワイドナーさんの寄付で建設された。
アジア研究で有名なハーバード燕京研究所は、アルミニウムで大もうけした大富豪が、異性との間に子供をもうける替わりに行った寄付によって設立された。

このほど一般財団法人として出発した歴科協に対しても、短期間に多くの方々から寄付が寄せられています。そのお一人お一人に寄付を行う思いがあるのだと思います。その思いをしっかり受け止めていくことを、肝に銘じたいと思います。
ところで先月紹介したブログの方ですが、Hさんのコメントが加わるようになりました。そちらも覗いてみてくださいね


(事務のHです。今回は、寄付についてのつぶやきでした。寄付行為には、強い思いがこめられているんですね。歴科協へも本当にたくさんの方から暖かいご支援をいただきました。心よりお礼申し上げます。ちなみに、上の「×××号」は、ある有名な船の名前なのですが、お判りになりましたか?気になる方は、『歴史評論』最新号(708号)の編集後記をチェックしてみてくださいね。)
 

ブログ

編集長ブログが始まりました
いやあ、そもそも歴史評論のホームページがあるってご存知でした

学会のホームページは結構ありますが、全然更新されていないところもあります。
そのなかで歴科協と歴史評論のホームページはいたって優秀
情報量が多いし、常に最新の情報に更新されています。
バックナンバーの中身もすべてわかり、メールや電話での注文も受け付けています。
かなり使えるページじゃないかな。

これは一重に事務局書記のH・Sさんの努力に負っています。
編集長ブログだって、僕は生来のものぐさですから、編集後記をHさんが加工して載せてくれているんです。

でもちょっと違うところもあります。
ブログのほうには絵文字が入っているけれども、ああいうセンスは僕にはないし…
それとね、編集後記では僕は結構実名を載せているけど、ブログでは全部イニシャルに置き換えられています。
ネットは不特定多数を相手にしているから、そういう配慮も必要なんですね。
で、ブログでこれを読んでいるみなさん、Hさんって誰だろうって思うでしょう。
知りたかったら定期購読してくださいね
そうそう、ブログは題名が必要なんだって。
今回は「ブログ」でしょうね。    


(事務のHです。みなさまのご入会をお待ちしております。)    

しょう(賞)がない・・・

アパグループ第一回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀論文というのを遅まきながら
読んでみました。いやあ、ひどいですね。そもそもが論文の体裁をなしていない。
この論文の背景と狙いについては、浜林正夫さんの論評が来月号の「歴史の眼」欄に
載りますので、乞ご期待。

ここではちょっと視点を変えて、「賞」の功罪について書きたいと思います。といって、本当は、どんな賞があったって構わない。特定の雑誌に載った論文だけを対象とする賞もあるけど、まあ本来なら目くじら立てることじゃあない。でもね、大学とか大学に所属する研究者個人の評価とかがうるさく言われるようになって、評価基準に受賞歴がカウントされているでしょ。そしてその評価を大学の予算や教員の給与にはねかえらせようとしていますよね。そうなると、いいかげんな賞で評価されるのではたまったもんじゃない。だから賞のありかたを厳密にすべきだって主張するんじゃあないですよ。むしろ外形的評価によって予算や給与を査定しようとする仕組みそのものが問題なのだと思います。

そういえば、僕も高校生の時、さる高校生雑誌の懸賞小説に入賞したんだけど、そんなのどこでも評価してくれないでしょうね・・・

新しい『歴史評論』

新年おめでとうございます…って書いていいのかな?

今月号(2009年1月号)の頭に代表委員の年頭挨拶が載っているでしょう。
これを今月号に載せるか、来月号に載せるかで、編集委員会では大もめにもめたんですよ。
年頭挨拶は1月号に載せるものというのが私の意見
ところが、1月号は前年の12月10日に配本されるので、年末に世に出る雑誌に年頭挨拶が載るのはおかしいと言われてしまった。むかし、『小学○年生』のお正月付録の付いた1月号は12月に届いたって言ってもだめ
結局、『歴評』でもかつて1月号に年頭挨拶を掲載した先例があるってことで、落ち着きました。
う~ん、『歴評』も先例主義なんですねえ。先例なんて、探せばあらゆるものがあるんだけどな。

とにかく、『歴評』は今月号から新しいスタートです
校倉書房が流通上の発行所であることは変わりませんが、制作主体は歴科協になるので、今までのように校倉書房のY・Aさんの手をお借りすることはできません。制作の実務は、編集幹事のK・Sさん、校正幹事のK・Yさんと私の三人でやっていくことになります。心機一転、読みやすい誌面をめざして、まず「特集にあたって」を変えてみました
来月号からこれが巻頭を飾ります。
                               

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