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『歴史評論』編集長つぶやきブログ(編集後記より)

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しょう(賞)がない・・・

アパグループ第一回「真の近現代史観」懸賞論文の最優秀論文というのを遅まきながら
読んでみました。いやあ、ひどいですね。そもそもが論文の体裁をなしていない。
この論文の背景と狙いについては、浜林正夫さんの論評が来月号の「歴史の眼」欄に
載りますので、乞ご期待。

ここではちょっと視点を変えて、「賞」の功罪について書きたいと思います。といって、本当は、どんな賞があったって構わない。特定の雑誌に載った論文だけを対象とする賞もあるけど、まあ本来なら目くじら立てることじゃあない。でもね、大学とか大学に所属する研究者個人の評価とかがうるさく言われるようになって、評価基準に受賞歴がカウントされているでしょ。そしてその評価を大学の予算や教員の給与にはねかえらせようとしていますよね。そうなると、いいかげんな賞で評価されるのではたまったもんじゃない。だから賞のありかたを厳密にすべきだって主張するんじゃあないですよ。むしろ外形的評価によって予算や給与を査定しようとする仕組みそのものが問題なのだと思います。

そういえば、僕も高校生の時、さる高校生雑誌の懸賞小説に入賞したんだけど、そんなのどこでも評価してくれないでしょうね・・・
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新しい『歴史評論』

新年おめでとうございます…って書いていいのかな?

今月号(2009年1月号)の頭に代表委員の年頭挨拶が載っているでしょう。
これを今月号に載せるか、来月号に載せるかで、編集委員会では大もめにもめたんですよ。
年頭挨拶は1月号に載せるものというのが私の意見
ところが、1月号は前年の12月10日に配本されるので、年末に世に出る雑誌に年頭挨拶が載るのはおかしいと言われてしまった。むかし、『小学○年生』のお正月付録の付いた1月号は12月に届いたって言ってもだめ
結局、『歴評』でもかつて1月号に年頭挨拶を掲載した先例があるってことで、落ち着きました。
う~ん、『歴評』も先例主義なんですねえ。先例なんて、探せばあらゆるものがあるんだけどな。

とにかく、『歴評』は今月号から新しいスタートです
校倉書房が流通上の発行所であることは変わりませんが、制作主体は歴科協になるので、今までのように校倉書房のY・Aさんの手をお借りすることはできません。制作の実務は、編集幹事のK・Sさん、校正幹事のK・Yさんと私の三人でやっていくことになります。心機一転、読みやすい誌面をめざして、まず「特集にあたって」を変えてみました
来月号からこれが巻頭を飾ります。
                               

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