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『歴史評論』編集長つぶやきブログ(編集後記より)

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特集「近世日本の治者の宗教、民の宗教」によせて

歴史研究の主要な対象やテーマはそのときの時代状況によって変化するものである、というのはその通りでしょう。私が歴史学を学び始めたころは、宗教をめぐる問題を卒業論文のテーマにしようとする者は、それほど多くはなかったように思います。もちろん戦前以来、宗教史の研究がまったくなかったわけではなく、そのなかには重要な研究成果や問題提起があったことも確かな事実です。しかし、本質的かそうでないかというような議論の方法のもとでは、宗教をめぐる問題を正面から扱おうとする空気は希薄だったのではないでしょうか。宗教をめぐる問題が積極的に取り上げられるようになった現在と比べてみると、右のようなかつての状況は隔世の感があります。それは、経済史を基軸とする発展段階論への懐疑の気分が充満するなかで、宗教が絡んだ紛争・事件とともに宗教から得られる癒し・安寧も注目されるという、現代の時代状況を映し出しているということなのでしょう。
日本近世史における宗教問題を扱う今号の特集は、そうした研究動向の延長上に位置づくものです。人間の営為のすべてを視野に入れ、総体としての歴史像を議論するためには、宗教をめぐる問題は無視できません。
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