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昨年11月の第50回大会の特に第1日目の議論に関わりますが、現在国会で「共謀罪」が審議されております。それゆえにか、一昨年、多くの憲法学者が違憲と断じた「安全保障法制」を、安倍政権とその与党が強行に成立させようとする中、「立憲主義」が新たにクローズアップされたことが思い起こされます。個人的には、本来「日本国憲法」のもとで成り立っている「日本国」に生きている私たちが、何故いまさら「立憲主義」を声高に叫ばなければならないのかという、何とも言えない嫌な感覚を拭いきれないでいます。
自民党の改憲草案の問題性は色々と指摘されていますが、私なりに感じるのは、改憲草案を起草した自民党の方々は、西欧由来の「立憲主義」や基本的人権の尊重・主権在民などといった考え方そのものを受け入れたがっていないのではないか、ということです。
***「歴史の始めから天皇家」というのは本当でしょうか。*****
「古墳時代と天皇家」の関係は、非常に疑問です。
誰でも知っていますが、古事記・日本書紀は、古墳時代には全く触れません。
350年間ほどの古墳時代。全国に築かれた前方後円墳は、
少数の前方後方墳を含めれば、 総数約5200基にもなります。
(近藤義郎編『前方後円墳集成・全6巻』山川出版社1991~)
しかし教育では、この「総数」という観念すら出てきません。
海外にも出したがらない様子。おかしいのではないでしょうか。
前方後円墳5200基という、この世界史的にも珍しい事実を、
「不都合だと認識している人々」がいるような気がします。
記紀が成立した時代には、まだ、全国の交通の要所要所に、
前方後円墳が、巨大な人工構造物として見えていたはずです。
もしそれが緑の小山に変化していたとしても、人工物であることの記憶までは、
消し去ることはできなかったでしょう。
直接・間接に造営工事に関わった人々は、全国民に及ぶのではないでしょうか。
計画し、手配し、測量し、築造や埋納品製造の技術を伝え、人々を動員し、
鉄や木などの材料を加工し、道具や運搬具などの器具を作り、
運搬や動員のための、陸海の交通路を確保し、
作業者たちの衣食住を準備し・・・
全国に巨大なモニュメントが出来て行くのを、
知らない人が、どれくらいいたでしょうか。
天皇家が古墳時代の運営に関わっていたのなら、この「全国の活動」について、
一言たりとも言及しない、というのは、おかしいのではないでしょうか。
少なくとも、「この時代に天皇家が関わった、という証拠は、
今なお提出されていない」
ということは、言えるのではないでしょうか。
これは非常に変です。
***
上記は、この2年間で2千か所以上送信してきた、歴史認識問題
(南京事件・慰安婦問題)と、同時に送信してきたものです。
2000カ所出したメール(注意:南京事件・慰安婦問題)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.sennkasyo.html
*送信済みリスト(2016年6月以降・内容付き・過去2年間で2千か所越え)
http://tikyuudaigaku.web.fc2.com/tikyuu.syoukaisousinn.html