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3月を迎えました。卒業の季節です。卒業論文や修士論文の指導や審査を終え、一安心されている会員・読者の方も多かろうと思います。確かにやきもきさせられることも多いのですが、論文指導を通して、学生・大学院生とその成長の過程を共にできることは、教師としての喜びでもありましょう。
来月になると、歴史を学ぼうと大学の門を敲く新入生がやって来ます。選挙権が18歳に引き下げられてから初めての入学の季節です。高等学校でどのように政治教育を進めるかが、新聞紙上などを賑わせていますが、大学で教育に携わる立場からも等閑視できない問題です。いわゆる「初年次教育」を担当されている会員・読者の方もいらっしゃると思います(かくいう私もその一人です)が、受験勉強から解放されたばかりの若者に、いかに政治や社会の問題に関心を抱かせるか、今まで以上に大切な課題となりそうです。