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間もなく公示される参院選は、一人区で進む野党間協力や、選挙権の18歳以上への引き下げなど、話題に事欠きませんが、安倍首相が目論んでいるとされる「衆参ダブル選挙」が実現するかどうかも気になるところです。
個人的な思い出話になりますが、私自身が18歳だった30年前の1986年にも、衆参ダブル選挙が行われました。参議院の選挙が予定されていたところに、当時の中曽根首相が衆議院解散を強行し、ダブル選挙に持ち込んだのですが、結果はご承知のように自民党の圧勝でした。開票日と高校の期末試験の最終日が重なっていたのですが、試験が終わってなぜか出かけた体育教員室のテレビに自民党の圧勝を伝える番組が映っていて、次の日から返されるテストの結果と、その後の日本の将来とがオーバーラップして暗澹たる気持ちになったことを記憶しています。あれから30年。その「記憶」の故か、私には、あの選挙結果が、何らかの形で今日の政治情勢を齎した要因となっているように思えてなりません。