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少し前のことになりますが、アメリカの友人の子供が生まれてすぐに原因不明で亡くなりました。共通の友人が、子供の難病研究を支援する機関に寄付をしたいと言いました。弔意を示すという以上に、なにもできないのがもどかしい、なんとかしたいという気持を形にしたいということだったと思います
。
寄付というのは、寄付を受ける側以上に寄付をする側の気持が大切なんですね。ス
タンフォード大学は、一人息子を亡くしたスタンフォードさんの寄付で設立された。ハーバード大学のワイドナー図書館
は、×××号で息子を溺死させてしまったワイドナーさんの寄付で建設された。
アジア研究で有名なハーバード燕京研究所は、アルミニウムで大もうけした大富豪
が、異性との間に子供をもうける替わりに行った寄付によって設立された。
このほど一般財団法人として出発した歴科協に対しても、短期間に多くの方々から寄付が寄せられています
。そのお一人お一人に寄付を行う思いがあるのだと思います。その思いをしっかり受け止めていくことを、肝に銘じたいと思います。
ところで先月紹介したブログの方ですが、Hさんのコメントが加わるようになりました。そちらも覗いてみてくださいね
。
(事務のHです。今回は、寄付についてのつぶやきでした。寄付行為には、強い思いがこめられているんですね。歴科協へも本当にたくさんの方から暖かいご支援をいただきました。心よりお礼申し上げます。ちなみに、上の「×××号」は、ある有名な船の名前なのですが、お判りになりましたか?気になる方は、『歴史評論』最新号(708号)の編集後記をチェックしてみてくださいね
。)
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あと、浜林先生の論考は、田母神論文の問題点を丁寧に論じていると思いました。