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新型インフルエンザが問題になっていますね
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先日、テレビを見ていたら、新型インフルエンザ問題にひっかけて、感染症の歴史を特集していました
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感染症というのは、細菌やヴィルスが人間の体内に入り込んで障害を引き起こすものですが、細菌やヴィルスもれっきとした生命体で、生命体としては人間と対等(なんてことは番組では言ってなかった。ここは私の解釈です)。
人間が開発によって今まで接触していなかった未知の生命体
と接触し、その相性が悪い(この表現も私のもの)ことによって新たな病気が発生するというコメントがあって、なるほどと思いました。
感染症というのは太古から現代まで変わらずにあるわけではなく、人間と環境との関係に規定されて、それ自体の歴史を持っているわけですね。それを研究するのは医学の知識が必要で、一般歴史家の手には負えないし、逆に臨床医学のほうは病気の歴史にまで関心を寄せる余裕がないかもしれないけれども、結構重要な研究課題なんじゃないでしょうか。
自分たちが主体になることはできないけれども、そういう研究課題があることを提起し、この研究を進めるのに必要な史料を読むお手伝いぐらいできればいいなあと思いました
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(事務のHです。インフルエンザ、会員の皆様は大丈夫でしょうか?報道も少し落ち着いて、最初のパニック状態からはクールダウンしたように思いますが、引き続き予防に気をつけたいですね。病気や医療の歴史、重たいテーマですが、大事な研究分野なのでしょうね。一方で、もしあの人物が病気になっていなければ、歴史も変わっていた・・・?なんて考えてみたり。・・・これ以上は話がとんでもなく飛躍しそうなので、この辺でやめておきます
)
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