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戦争法案に他ならない「安全保障」関連法案の審議は、六月末現在、衆議院安保法制特別委員会で行われています。殆どの憲法学者が違憲と断じ、複数の世論調査で反対意見が多数を占めるにも関わらず、法案通過を狙って、安倍政権は国会会期を延長(戦後最長だそうです)しました。「戦後七〇年」の年が、後世から振り返ってみて、「新たな戦前」の画期だった、ということのないよう、私たちに出来る運動には可能な限り取り組まなければ、との思いを強くしているところです。
六月二八日には、「シンポジウム 歴史教科書 いままでとこれから PartⅪ」が開催されました。会場となった東大農学部の教室は開始時刻にはほぼ一杯になり、追加の椅子を用意しなければならないほどでした。報告の中では育鵬社版教科書を使った模擬授業が大変興味深く、同社版教科書叙述の狙いが浮き彫りにされただけではなく、それに依拠した授業実践が現実の中学生に与える影響を想像して、戦慄すら覚えるものでした。