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男女雇用機会均等法が施行されたのは、私が大学四年生になったときの四月でした。当時は三年生から就職活動が始まるということはありませんでしたので、私たちはこの法律が適用された最初の世代ということになります。私自身はいっさい就職活動をしませんでしたから、この法律がどれほどの影響力を持ち得たのかはよくわかりません。漏れ聞くところによれば、求人広告には男女別の表示がなかったとしても、面談の場で女性を採用する予定はないと言われた、などということがあったと聞きました。当時のこの法律には罰則規定がなく、法律が制定されたからこそかえって性差別が見えにくくなった、という評価もあったように思います。その後の改訂を経て、性差を埋める努力はなお継続されてきておりますが、たとえば学校の保護者会ではやはり圧倒的に母親のほうが多いのが実際のところです。たまに父親が保護者会に出席したり食事の仕度をしたりするのは「偉い」と言われる一方で、母親がそのようには言われることはない
というのは納得がいかない、という妻の言葉は、まだまだジェンダーを克服したというにはほど遠い状況にあることを示している、ということなのでしょう。
ご無沙汰でございます。事務のHです。編集長は普段からガッツリ家事をされるそうですよ~。「家事はその時やれる方がやれば良いんです」と以前仰っていました。「歴評」編集委員の面々もそんな感じで、男性委員がみんなにお茶を淹れてくれたり、洗い物をしたり、時にはリンゴの皮むきまでも・・・とても良い感じです♪